プラスチックの勉強資料

プラスチックは大きな分子量を持つ有機化合物で構成されていて、最終状態では固体ですが、その固体になるまでのプロセスにおいて熱や圧力の作用で流動化し、自由に成形できる一群の材料の総称です。近年、石油に依存しないプラスチックも研究開発され、一部実用化されています。

プラスチックの基礎知識

プラスチックの勉強資料

プラスチックは大きな分子量を持つ有機化合物で構成されていて、 最終状態では固体ですが、その固体になるまでのプロセスにおいて熱や圧力の作用で流動化し、 自由に成形できる一群の材料の総称です。

アメリカのスーパー・マーケットのレジで、「ペイパー・オア・プラスティック」と 聞かれたことがあります。

どういう意味だか、わかりますか?

これは商品を入れる袋を、紙にするかプラスチックにするか、好きな方を選べということです。

紙は無骨な薄茶色のザラ紙、プラスチックは日本のスーパーでも使われる、白いポリ袋でした。

プラスチックという言葉からはプラモデルに使うあの硬い材質を想像してしまいがちですが、 プラモデルも確かにプラスチックですが、ポリ袋もまたプラスチックなのです。

わかっているようで、何となくイメージが拡散してしまうプラスチック。

本サイトでは、プラスチックの言葉の説明から成り立ちまで分かりやすく図解入りで解説します。


プラスチックの勉強資料 目次一覧

プラスチックの語源と定義

米国のスーパー・マーケットのレジで、「ペイパー・オア・プラスティック」 と聞か...

弾性変形と塑性変形

「可塑性」について説明するためにまず、物質の変形についての2つの性質 を紹介し...

プラスチックの分子的説明

プラスチックというのは、前章で述べた塑性変形を起こしやすい合成高分子 物質です...

石油とプラスチック

炭素系のモノマーを作る原料として現在一番良く使われているのは石油です。 「エネ...

熱可塑性と熱硬化性

プラスチックを大きく2つに分類すると、熱可塑性のものと熱硬化性のもの とがあげ...

熱可塑性プラスチックの3ランク

前章で述べた熱可塑性プラスチックは、さらに大きく3種類に分けることが できます...

ビニル基と代表的な置換基

3章で、プラスチックの分子的説明をし、ポリエチエンの主鎖や側鎖を置き 換えるこ...

共重合とコポリマー

3章で、モノマーが重合してポリマーになると述べました。通常、単に重合 (付加重...

合金的プラスチックのポリマーアロイ

コポリマーというのは、複数種類のモノマーが結合して、あくまでも一つの 高分子を...

異物を添加することによる性能向上

前章で紹介したHIPSは、ゴムに近い物質をプラスチックに混ぜるもので した。ゴ...

プラスチックの一般的特徴

プラスチックの各論に入る前に、プラスチック全般に関してほぼ共通する特 徴をあげ...

プラスチックの成形

プラスチックの形を作り出す成形は、基本的に可塑性の高い状態と低い状態 とを遷移...

プラスチックの原点セルロイド

1870年頃に米国のハイアット兄弟が発明したセルロイドは、ある意味で プラスチ...

フェノール樹脂とベークライト

フェノール樹脂というのは、5章で述べた熱硬化性プラスチックの代表的な 存在です...

熱硬化性のユリアやメラミン樹脂

前章で述べたホルムアルデヒドですが、フェノールでなく尿素やメラミンと も結合し...

シリコーンその他熱硬化性樹脂

ホルムアルデヒドを用いた熱硬化性プラスチックとして、フェノール樹脂や ユリアや...

プラスチックの基本ポリエチレン

歴史的な経緯によりセルロイドとベークライト、そしてその関連でいくつか の熱硬化...

発泡スチロール

7章で述べたように、ビニル基とC6H5-というベンゼン基が結合したものを モノ...

フッ素樹脂とテフロン

フライパンのこげつき防止表面被膜加工などで、テフロンという言葉をよく 聞きます...

アクリル樹脂

ガラスと比べて重さは約半分ながら同程度の透明度を持つアクリル。第二次 世界大戦...

ポリエステルとPETボトル

PETボトルとはどういう意味がご存知でしょうか。街を歩くのにも電車に 乗るのに...

リライタブルなPET-Gフィルム

PETボトルなどでおなじみのPET(ポリエチレンテレフタレート)は、 塩化ビニ...

CDにも使われるポリカーボネート

6章で紹介したエンジニアリング・プラスチックの中で代表的なものとして ポリカー...

ポリアミドとナイロン

エンジニアリング・プラスチックの別の例として、ポリアミドというものが あります...

生分解性プラスチックの概要

プラスチックは基本的に、容易に分解しません。従って資源節約や環境保護 の観点か...

植物からポリ乳酸プラの製造過程

代表的な作り方は以下の通りです。まずトウモロコシのデンプンを分解して ブドウ糖...

生分解性プラスチック製ノートPC

生分解性プラスチックの活躍が期待される主要分野の一つが、速い技術革新 で商品と...

古紙から生分解性プラスチック

生分解性プラスチックの原料として乳酸以外によく知られているのがコハク (琥珀)...

導電性プラスチック

二重結合を持つエチレン(C2H4)を重合させるとポリエチレンができます が、重...

イーメックスが導電性高分子伸縮

導電性プラスチック(導電性高分子)の材料としては、芳香族化合物が連な ったポリ...

シャープの廃プラスチック再生技術

25章から28章にかけてさまざまな生分解性プラスチックについて説明してき まし...

廃プラスチックと燃料電池

リサイクルではないのですが、廃プラスチックを有効利用し、特に燃料電池 に欠かせ...

プラスチック基板半導体技術

30章でπ結合を持つ芳香族化合物チオフェンについて少し触れました。その チオフ...

光や温度に反応するポリマー

太陽電池というのは、第一義的には光エネルギーを電気エネルギーに変換す るもので...

松下電工のFRPリサイクル技術

FRPとは10章で述べたように繊維で補強したプラスチックで、特にガラス 繊維が...