共重合とコポリマー:プラスチックの勉強資料

共重合とコポリマー

共重合とコポリマー

3章で、モノマーが重合してポリマーになると述べました。通常、単に重合 (付加重合)というと、普通は同一種類のモノマーがそのままの形で多数結合 することを意味します。ちなみに、結合に伴って水分子など何らかの原子群が 取れるような重合を特に、縮重合といいます。一方、同一種類でなく複数種類 のモノマーが多数結合することを、共重合と呼びます。そしてその結果できた ポリマーはコポリマー(共重合体)と呼ばれます。

代表的なコポリマーは、6章で紹介したAS(アクリルニトリル・スチレン 共重合体)でしょう。7章で紹介したポリスチレンは、優れた加工性や絶縁性 を持っていますが、そのモノマーと、強度や耐熱性や耐薬品性を高くするアク リルニトリルとを、共重合させたものです。

別の例としては、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)があります。これ はポリエチレンの元となるエチレンと、単体で重合させると耐熱性が弱すぎる 酢酸ビニルとを共重合させたもので、ゴムに近い材質で熱にも強いという特徴 を持ちます。靴底やマネキンに使われるプラスチックです。これと似た例とし ては、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)があります。

ビニル基と代表的な置換基 合金的プラスチックのポリマーアロイ

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