シリコーンその他熱硬化性樹脂
ホルムアルデヒドを用いた熱硬化性プラスチックとして、フェノール樹脂や ユリアやメラミン樹脂を紹介しました。ここではホルムアルデヒドを用いない 熱硬化性プラスチックにも触れましょう。
まず一番注目されているのはシリコーンでしょう。間違いやすいのですが、 シリコン(Silicon)というのは、元素としての珪素をさし、半導体材料として 不可欠なものです。シリコンバレーなどという言葉もあります。一方、ここで 紹介するのはシリコーン(Silicone)です。耐熱性、耐寒性、耐薬品性などに 優れた熱硬化性プラスチックです。
分子として見ると、主鎖の部分は「-Si-O-」という構造になっています。 Siは前述したシリコン原子、Oは酸素原子です。Siは結合手を4本持ちます から、水素基のほかにメチル基や塩素基など、さまざまなものがつながりうる わけです。「-Si-O-Si-O-」を単位として適当に置換されたものが重合する ことが多く、シリコーンはそれを総称したものです。電気部品や建材、それに 医療材料などに使われます。
旭電化工業は2005年12月、300~500℃という高耐熱性と高い光透過率を持つ シリコーン樹脂「アデカナノハイブリッドシリコーン」を開発したと発表しま した。熱硬化性のものと光硬化性のものとがあります。前者はSiウエハなどの 基板や金属に対する密着性が高く、また透湿性や誘電率も低く、電子部品や光 学部品向けに有望そうです。
シリコーンの次になじみの深いものはエポキシでしょう。酸素基を媒介にし たエーテル結合でつながった高分子鎖の両端にオキシラン環(エポキシ基)が ついたもので、通常は硬化剤と併用し、3次元網状ポリマーを形成させて利用 されます。電気部品や塗料、配合剤、接着剤などに利用されます。
その他、熱硬化性ポリウレタンや不飽和ポリエステルなども、重要な熱硬化 性プラスチックです。
熱硬化性のユリアやメラミン樹脂
プラスチックの基本ポリエチレン
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プラスチックの語源と定義
弾性変形と塑性変形
プラスチックの分子的説明
石油とプラスチック
熱可塑性と熱硬化性
熱可塑性プラスチックの3ランク
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合金的プラスチックのポリマーアロイ
異物を添加することによる性能向上
プラスチックの一般的特徴
プラスチックの成形
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熱硬化性のユリアやメラミン樹脂
シリコーンその他熱硬化性樹脂
プラスチックの基本ポリエチレン
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