ポリアミドとナイロン:プラスチックの勉強資料

ポリアミドとナイロン

ポリアミドとナイロン

エンジニアリング・プラスチックの別の例として、ポリアミドというものが あります。これはアミノ基(NH2)とカルボキシル基(COOH)が脱水反応 して生成されるペプチド(CONH)結合が多数つながったポリマーを指すの ですが、特にその中にベンゼン環が含まれる場合、ナイロンと呼ばれる合成繊 維となります。デュポンが開発したもので、強度や耐水性や耐薬品性に非常に 優れた繊維です。

さまざまな種類のナイロンがありますが、代表的なものとしてはナイロンの 原点ともいうべきナイロン66、日本の東レが大きく貢献したナイロン6、そ れに最近は繊維だけでなく成形品にも使われるナイロン12などがあげられる でしょう。

ここではナイロン6(別名アミラン)について説明しましょう。元になるの はベンゼン(C6H6)を還元し、二重結合を取ったシクロヘキサン(C6H12) です。これをさらに反応させカプロラクタム(C5H10CONH)を作ります。 この中のCONHがペプチド結合です。それをさらに、今度はペプチド結合を 重合のためにつかって一次元状にポリマー化させるとナイロン6となります。 高い強度と吸水性を特徴とするナイロンです。

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