生分解性プラスチックの概要:プラスチックの勉強資料

生分解性プラスチックの概要

生分解性プラスチックの概要

プラスチックは基本的に、容易に分解しません。従って資源節約や環境保護 の観点からすると、容器としてのリユースや、ポリマーとしてのリサイクルが 重要となります。しかしそれよりさらに突っ込んで、微生物などにより土の中 で水や二酸化炭素に分解される、生分解性プラスチックが注目されています。 その需要は今後10~20年で20倍前後に伸びそうです。ただしまだ、価格 は一般プラスチックの5倍程度あります。

代表的なのは、米国のカーギル・ダウ・ポリマーズ社がトウモロコシを原料 にブドウ糖から作った「エコPLA」でしょう。カーギル・ダウ・ポリマーズ は、穀物メジャーのカーギル社と化学大手のダウ・ケミカルとが合弁で作った 会社です。耐熱性が約60℃と低いことや成形が比較的困難であることなど、 課題もありますが、カネボウはこれを用いて「ラクトロン」を、またユニチカ は独自のナノ複合化技術と組み合わせた「テラマック」を、それぞれ商品化し ています。また日本ではトウモロコシでなく古米を原料に、似たような生分解 性プラスチックを作る動きがあります。

ほかの例としては、穀物として収穫はできてもそれが種子として機能しない 特殊な技術で物議をかもしたモンサント社が小麦を原料にブドウ糖から作った 「バイオポール」や、デュポン社が石油を原料にしたポリエステルに生分解性 を付与した「バイオマックス」などがあります。

ポリアミドとナイロン 植物からポリ乳酸プラの製造過程

プラスチックの勉強資料 目次一覧

プラスチックの語源と定義

弾性変形と塑性変形

プラスチックの分子的説明

石油とプラスチック

熱可塑性と熱硬化性

熱可塑性プラスチックの3ランク

ビニル基と代表的な置換基

共重合とコポリマー

合金的プラスチックのポリマーアロイ

異物を添加することによる性能向上

プラスチックの一般的特徴

プラスチックの成形

プラスチックの原点セルロイド

フェノール樹脂とベークライト

熱硬化性のユリアやメラミン樹脂

シリコーンその他熱硬化性樹脂

プラスチックの基本ポリエチレン

発泡スチロール

フッ素樹脂とテフロン

アクリル樹脂

ポリエステルとPETボトル

リライタブルなPET-Gフィルム

CDにも使われるポリカーボネート

ポリアミドとナイロン

生分解性プラスチックの概要

植物からポリ乳酸プラの製造過程

生分解性プラスチック製ノートPC

古紙から生分解性プラスチック

導電性プラスチック

イーメックスが導電性高分子伸縮

シャープの廃プラスチック再生技術

廃プラスチックと燃料電池

プラスチック基板半導体技術

光や温度に反応するポリマー

松下電工のFRPリサイクル技術