シャープの廃プラスチック再生技術
25章から28章にかけてさまざまな生分解性プラスチックについて説明してき ましたが、まだまだコスト的な課題は解決されたとはいえません。従って25章 で述べたリユースやリサイクルがどうしても必要なのです。ちなみにリユース というのは洗浄やラベル張替え程度の手間でほぼそのまま再利用することであ り、リサイクルというのは一度粉砕してから再度合成することです。当然より 望ましいのはリユースの方であり、ビールびんなどではメーカーを越えてかな り実績があるのですが、プラスチックでは遅れています。
リサイクルに関しては、比較的単体で使われることの多いPETボトルなど では比較的よく行われていますが、使われ方が複雑になるほど難しくなります。 発泡スチロールも技術的にはリサイクルに向くのですが、食品用途が多いので 実際に発泡スチロールに戻すのには規制が強いのです。そんな中、シャープは 廃プラスチック再生技術を開発しました。テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機 といった大型家電品からポリプロピレンやポリスチレンを抽出します。それが あまり劣化していなければよいのですが、場合によっては酸化防止剤など添加 する必要があるかもしれないし、使い物にならない可能性もあります。それら を1時間以内に測定し、しかるべき処置をとります。これにより、バージン・ プラスチックとほぼコスト差なくリサイクルができるということです。
イーメックスが導電性高分子伸縮
廃プラスチックと燃料電池
プラスチックの勉強資料 目次一覧
プラスチックの語源と定義
弾性変形と塑性変形
プラスチックの分子的説明
石油とプラスチック
熱可塑性と熱硬化性
熱可塑性プラスチックの3ランク
ビニル基と代表的な置換基
共重合とコポリマー
合金的プラスチックのポリマーアロイ
異物を添加することによる性能向上
プラスチックの一般的特徴
プラスチックの成形
プラスチックの原点セルロイド
フェノール樹脂とベークライト
熱硬化性のユリアやメラミン樹脂
シリコーンその他熱硬化性樹脂
プラスチックの基本ポリエチレン
発泡スチロール
フッ素樹脂とテフロン
アクリル樹脂
ポリエステルとPETボトル
リライタブルなPET-Gフィルム
CDにも使われるポリカーボネート
ポリアミドとナイロン
生分解性プラスチックの概要
植物からポリ乳酸プラの製造過程
生分解性プラスチック製ノートPC
古紙から生分解性プラスチック
導電性プラスチック
イーメックスが導電性高分子伸縮
シャープの廃プラスチック再生技術
廃プラスチックと燃料電池
プラスチック基板半導体技術
光や温度に反応するポリマー
松下電工のFRPリサイクル技術
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